7月17日に代々木ザーザズーで行われるワールドワイドな3バンドが共演するイベント"Beyond the border"のお知らせにインタビューが掲載されました。
掲載ページ
nigiri×THE SUZAN×Made in Asia
特別インタビュー
イベント主催者:hole in my pocketより
RieとSaoriの二人組になり最近自主レーベルも立ち上げたガールズバンド「The Suzan」、The ROOTLESS、a flood of circleなどで活動したDuranが満を持して始動させたバンドmade in asia、そして、東京事変、Superfly、エレファントカシマシ等のサポートを務めるひらまみきおを中心にMONORALのeric、aliを迎え結成されたnigiri(mikio、eric、ali)。誰にも似てなく、唯一無二、そしてワールドワイドに響き渡る音を奏でる。"Beyond the border"というタイトルにふさわしい、そんな3バンドが共演する一夜をお見逃しなく。
今回のイベントを、より楽しんでいただくために、出演いただく3バンドにメール・インタビューを行いました!
今回のイベントを、より楽しんでいただくために、出演いただく3バンドにメール・インタビューを行いました!
■THE SUZAN インタビュー
- 2004年にRieさんとSaoriさんで結成されたTHE SUZANですが、元々、どういう音楽が好きで、どんな音楽に影響を受けてますか? 2人とも小学生からピアノを習っていてクラシックは通ってます。90年代から00年代にティーンエージャーを過ごしているので、当時の洋楽をよく聴いてました。 レディオヘッドやブラーなどの王道ロックや、RIEはミクスチャーやR&Bを好んで聴いてましたね。大学生くらいで60’sや70’sのロックやインディー・ロックを掘り下げて聴くようになりました。
- 基本的な質問ですが、バンド名の由来は? 私達は姉妹で苗字が鈴木なのですが、学生時代のあだ名がSUZAN(スーザン)でした。バンドを始めた時にかっこいいバンド名を色々考えたのですが、結局覚えやすく馴染みがあるスーザンにしました。
また、母が音楽が好きだったので、小さい頃からファンクやジャズ、フレンチ・ポップスなどの洋楽がかかっている環境で育ちました。
- 下北沢のROSE RECORDSからCDをリリースしつつ、2007年には既にヨーロッパ・ツアーをやられていますが、最初から海外進出を考えていましたか? はい。はじめて宅録でデモを作った時から海外でリリースをしたかったので歌詞も英詞でした。
- そして、Peter, Bjorn and JohnのBjorn Yttlingの耳に入り、2010年にニューヨークのFool’s Goldから『Golden Week For The Poco Poco Beat』が全世界へリリースされ、その後、拠点をニューヨークへ移し、日本とニューヨークを行き来しながら活動という独特なスタイルで活動をされてきた稀なバンドだと思います。自分たちではどう思いますか? 自分たちでもオリジナルな活動をしてきたと思います。当時は珍しかったと思いますよ。プロデューサーとストックホルムでレコーディングしてから、その作品を買ってくれるレーベルなどを探すというスタイルだったので。契約したFOOL’S GOLDはブルックリンにあるHIP HOPとエレクトロで有名なレーベルです。もちろん、バンドは私達しかいませんでした。稀なバンドですよね(笑)。A-Teackの兄のユニットChromeoと一緒に北米ツアーを回ったり、SXSWやCMJなどのフェスに出演したり、NYやブルックリンの小さいヴェニューでライブしたり現地のバンドと同じ活動をしてきました。
- またアメリカでTVキャンペーンソングに選ばれたり、キャンペーンの一環としてビデオが制作されたりと、高い評価と話題性を獲得してますが、自分たちの実感としては、どうでしたか? 2012年にVerizonのNFL MobileのTVCM曲に「COME COME」が使われました。NFLはアメリカの国技スポーツであり、外国人アーティストの楽曲がNFLの公式CMで起用されるのは初めてだったので話題になりましたね。DELLと一緒にMVを製作するという企画もありました。この企画で「HA HA HA」のMVが出来たんです。 メディアへの露出は予想以上に反響が大きく、アメリカで認められたという素直に嬉しい気持ちでしたね。
・Verizon CM SPOT
http://saorisuzukimusic.com/?video=verizon-tv-commercial-for-nfl-mobile-2012usa
- 独自のやり方でボーダーレスな活動ですが、あまり前例が無い中、何かしら確信はあったのでしょうか? バンドで成功したい!という意気込みで製作していなかったので、成功する!という確信はなかったですね。スーザンを始めた時は、誰もやっていない面白いことをやってみよう!というだけで具体的なテーマはありませんでした。
- 今年、インディペンデントレーベル「POCO POCO BEAT」を設立し、5年住んだNYから日本へと拠点を移し、同時にドラムのNicoが脱退し2人体制となりました。一気に変化しましたが、それぞれ理由としては? もともと5年前に渡米した際は1年くらいで日本に帰るつもりだったのですが、アメリカでの活動が面白くて長引いてしまいました。
- メンバー脱退があってもバンド・音楽を続けようという原動力としては、何が大きいですか? 単に音楽を作るのが好きだからですね。スーザンはソングライターが2人なのですが、それぞれの個性が共作することでうまく融合し、更に面白くなるところがバンドの醍醐味だと思います。
- では、今後のバンドの展望を。 7月29日にミニアルバム「DRAW YOUR DREAM」をリリースします。夏から秋にかけてライブもいくつか決まってます。
- 客観的に見たTHE SUZANの魅力を教えて下さい。 こうじゃなきゃいけないというルールに縛られず、音楽を自由に奏でることができるのが魅力だと思います。自分たちのオリジナリティーを大切にしてるところも魅力です。
- 今回のイベントタイトル"Beyond the border"の意味合いとして、国境も音楽のジャンルも越えた3組でのイベントとなります。ライブへの意気込みがあれば、お願いします! 私たちにぴったりなイベント!当日は様々なスタイルのアーティストと競演できるので楽しみです。 リリース直前のイベントなので気合い入ってますよーーー!
只、当時から根拠の無い自信はありましたね。自分たちの音楽は世界に通用すると思ってました(笑)。
アメリカで得た経験を活かし、自分達でレーベルを立ち上げ活動したいと思い、この春に拠点を日本へ移しました。5年間待ってくれていた日本のファンにも音楽をたくさん届けたいです。
また、クラウドファンディングを使って12インチのアナログを製作をしている最中です。90日の期限内に200枚予約が集まればレコードをプレスできるのでたくさんのご予約をお待ちしています。
詳しいリリース情報はTHE SUZANのオフィシャル・ウェブサイトにてチェックしてください。
◆THE SUZAN オフィシャルサイト
http://pocopoco
イベントの情報はZher the ZOOのサイトでもご覧になれます。
Beyond the border
7月17日(Fri)@Zher the Zoo Yoyogi
OPEN 19:00/START 19:30 ADV.¥3,200/DOOR.¥3,500
L[72411]・e+ 5/26~ ZtZ 5/26~
L[72411]・e+ 5/26~ ZtZ 5/26~
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